2040年自動運転・AI車の未来

2019.07.25

どんな未来が待ってる?

これからの5~10年間で車の自動運転はインターネットに自動車が繋がって自動運転で車が走ることは当たり前になることと考えられます。
完全な自動運転技術が確立されれば、カーシェアも普及し、車は「必要なときに呼べば自動でやってくる」ような存在となります。

交通事故の確立もグッと落ち、タクシーや、デリバリーサービスの在り方も一変するかもしれません。

トヨタは2017年にラスベガスで開催されたCESにて、AIが搭載され、人と車が対話できるコンセプト-愛iを初公開しました。
車にインターネットを接続させることでの利便性だけではなく、これまである種一方的な気持ちであった「愛車」を相互の愛でと昇華させることをビジョンとしています。
人が車を理解し、車が人を理解する。そんな社会がやってくるのはそう遠い未来ではないのかもしれません。

販売予測は?

株式会社富士キメラ総研は、AI自動運転車に関する世界市場の将来予測を発表し、2040年までには自動運転車が4412万台まで増えるとのデータを示しました。発表によれば全体の33%が自動運転車になるという予測を立てています。

日本での現状は?

日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では自動化のレベルを5段階で定義(レベル5が完全自動運転)しており、 日本政府は2025年を目処に完全自動運転を目指すと言われています。 一方で自動運転車が事故を起こした際の責任は所有者か、メーカーか、など法や環境の整備も必要とされています。 ※現段階では運転レベル3以上の車で事故があった場合、車の所有者・ドライバーの過失は問いにくくなるいう方向となっています。

まとめ

自動運転・AI車の概念によってこれまでのカーメーカーに加えて世界的な大手ITが参入し、進化のスピードが加速している自動車業界。 かつて夢見たような車社会の未来がこれから待ち受けているかもしれないワクワクと同時に、激変していくカーライフに合わせて、 整備会社のこれから在り方を追求していかなければいけない時代に突入していると考えています。